損益分岐点売上高の考え方

「損益分岐点売上高」の計算方法をよく忘れてしまいます。
そこで、一部不正確かもしれないけど、個人的にわかりやすい思考方法を。

① 一般論として以下の関係が成り立つので、まずこれをスタートにする
 損益分岐点売上高=変動費(売上原価)+固定費

② 変動費(売上原価)は売上高に一定比率で連動するものと仮定されているので、損益分岐点売上高をAとした上で、①の式に実際の数字(実際の売上原価の数字等)を当てはめていくと、以下になる
 A=(実際の売上原価/実際の売上高)×A+実際の固定費

③ あとは上記の式をAについて解くだけ
 多少時間がかかるが①の式はまず忘れないため安心

④ ちなみに、損益分岐点比率(%)=損益分岐点売上高/実際の売上高
 実際の売上高が損益分岐点売上高を下回ると、100%を超えてくる。つまり損益分岐点比率は小さい方が良い

なお、世間では、
 損益分岐点売上高=固定費÷限界利益率(粗利益率)
とされている模様ですが、個人的にはとても覚えにくく感じています。
「限界なんとか」と言われると思考がとまりがち。

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